【IT】外資系企業の方と働いて耳にした、鼻に付くカタカナ語 ~私はアグリーです!~
導入
私はアグリーです!!!
しゃらくせぇ!マジで言うんです彼ら。これってコンサル語?
入社研修でチュア語の新約聖書を刷り込まれたん?
どう?馬小屋で産気づくとこから始める?横でひっひっふーって言っとく?んお?
入社時なんて「色んなことを吸収しよう吸収しよう」と思って、無批判に、見るもの全てを正しいと思いこんでしまうので、
今までと異質な文化・環境に触れながらも、すぐに感化されてしまうのかもしれませんね。
「私はその意見にアグリーです!」
会議でイケすかない女コンサルがのたまっておられるのを見て、くりびつ てんぎょう、おったまげー!!(平野ノラ顔
ほんとびっくり仰天でございます。
そんなもんテラスハウスやTwitterだけの世界だけでやれ。
趣味がサーフィンの黒いギラギラした自称経営者が、鼻につくカタカナ語をほざく印象。
モンスターハウスしか見たことなくて勝手なこと申しておりますけども。
とにかく、ルー大柴も使わないような言葉がいっぱいだしん!!
背景
現在、わたくし野生化インコちゃん(@yaseika_inko)。
某外資系コンサルの方と仕事をしていたり、外資系製品ベンダーの方から技術指導を受けていたりするので、
しーがい系の方とコミュニケーションをとるオポチュニティがSo Manyでございますだしん!
全部が、全部が邪魔する
うるせぇ
俺ん中のノラと大柴とクロちゃんがうるせぇ
闇鍋みてぇになってるから。クロちゃんだけでも毒盛って殺したい。
わたくし野生化インコちゃんはIT業界の人間なので、専門用語(テクニカルターム)はカタカナ語が比較的いっぱい!
ただ、カタカナ語で言う必要はある?と個人的に思う表現もあり、
今回、鼻についたカタカナ語などをまとめてみようと思いました。
というわけで下記の通り、ご興味あれば。
目次
No | タイトル |
---|---|
1. | あんま使わないと思うカタカナ語 |
2. | IT業界だとよく使うカタカナ語 |
3. | まとめ ~言葉は意思疎通の手段~ |
1.あんま使わないと思うカタカナ語
あ~なるほど~それはMake Senseですね!
何がだおい。こっちは全然メークセンスじゃないよ。
うなずけるって、筋が通ってるって普通に言えよ、おい。
これほど鼻につく言葉はないと思うんですけどいかがですか?
●女の子が嫌がるのを見て楽しめる、
●味わって楽しめる、
●匂いも楽しめる、
3拍子揃っているんですね!」
「それはMake Senseですね!!」
はい、それについてはAgreeです!
すごい。すごい。一瞬びっくりするけど、
恥ずかしげもなく使うから、僕もAgreeしてる顔になってた。
「私もAgreeです!!」
普通に言えや。
Pureにこちらの要件をお伝えすると~ということになります。
ピュアが許されるのは、マ〇コに毛が生えるまでだよ、あとは皆汚れていくだけだよ、なぁおい。
女の子だって腋毛剃ってるの、インコちゃん知ってるよ。
世界はどうして女の子に腋毛というものを与えたのか、旧約聖書の頃に戻って問いただしたい。
なあ、アダムやい。
伊豆ワサビを、君の脇ジョリ跡でおろして、鼻の奥を突き抜ける爽快感で絶頂射精したい。
それは本案件のFeasibility(フィージビリティ)の観点からは対応していただかないと困ります。
( ,,`・ω・´)ンンン?困るのはその言葉を聞いたワシや。実現可能性という意味。フィージビリティ・スタディという言葉はあるけど。
Threshold(スレッショルド)をどう設定するかが問題ですけども
閾値(しきいち)という意味ですが、日本語でもちょっと難しいので英語で言うのは勘弁してください。
アドホックで会議を設定します。
定例じゃなくて、臨時とか特定の目的みたいな意味。分からなくもないが。
ジャスト・アイデアですが、~はいかがでしょうか
しゃらくせぇ!閃き・思いつきって言え!!!
ジャスト・インフォメーションですが共有させていただきます。
この前電話口で話してたら言われた。お知らせまでに・情報共有でよくね?もはや言いたいだけだろと。
Bulkで買ったデータ
バルク。一括。つまり一括購入。
資料はRichなものでなくても大丈夫です
不思議なもんで、私は口癖になってしまいました。内容を豊富にする。Enrichするとも言う。
来期のバジェット
予算のこと。普通に日本語で言え感がすごい。
Business Validation
バリデーション自体は妥当性の確認という意味。業務的な妥当性チェック。
バリデーションという言葉はIT業界だと違和感なく使うかもしれません。
パラで(タスクを)やる
パラレル・平行してタスクをやるという意味。中川パラダイスのことではない。
ちなみに、近い意味ですが、雁行したスケジュール・Cascade(階段状)したスケジュールのことを「刺身のスケジュール」とか言いますね。
各タスクのスケジュールが少しずつ重なりあった様を、お刺身が少しずつ重なりあった様に例えています。
デベロップメント環境
Dev環境とは言うことあるけど、Fullでは言わねぇから。
と思ったら、外資の方、口にするんです。
開発環境でよくねぇか。
ちなみに、Devは貴女のことではないから安心してね。貴女はブ(検閲
ベスト・プラクティスを教えてください
製品ベンダーと会話するとこんな言葉が出ます。最も効率のよい手法という意味。
2.IT業界だとよく使うカタカナ語
続きまして、以下、IT業界では割とメジャーな言葉を列挙します。
ざっくりとしか記載しかしませんが、貴方の業界でも結構耳にしたことはあるはず。
Buffer(バッファ)
余裕。スケジューリングする際や金額を見積もる際、バッファを積むとか言います。
ハードコピー・ソフトコピー
「ハードコピー(紙の資料)をお渡しします」とか、
「MTG後に、今日の資料のソフトコピー(電子版)をメールで展開します」とかいいます。
資料のDraft版をお渡しします。
Draft(下書き)レビューとか言いますね。
他、メジャーなものは下記の通りでしょうか。列挙するとキリがないですが。
- ステークホルダー(利害関係者)
- プライオリティを付ける(優先順位)
- スケジュール・仕様をFixさせる(確定)
- 会議のアジェンダ(議題)
- クリティカルな課題(重大)
- ナレッジする(知識として展開する)
- オンスケ(On Schedule)(予定通り)
- デフォ(Default)(初期設定)
- キャパプラ(キャパシティ・プランニング)
- ユーザオペレーション(ユーザの運用・操作)
- プログラムのdependency(依存関係)
※最近(2019/03)、金融の現場で聞いたカタカナ語
- バックログ(積み残し)として残す
- プロコン(Pros & Cons・賛成と反対)を整理する
- アナリストの会議のslot(時間帯・時間枠)を確認する
というわけで、「あー、あるあるや!」と思った言葉もあったと思います。
皆さんは何個くらい聞いたことがあったでしょうか?
3.まとめ ~言葉は意思疎通の手段~
カタカナ語を使う是非ですが、正直「相手に『伝わる』表現をするべき」としか言いようがないです。
言葉は意思疎通の手段なので、相手のバックグラウンド・知識レベルを考慮し、相手に伝わらない言葉・用語はむやみやたらに使用するべきではないと思います。
コミュニケーションコストはこうした、小さいことの積み重ねで発生します。
カタカナ語に限らずですが、IT業界では、AシステムとBシステムにおいて、「同じ言葉でも、指し示す意味が異なる」ということが往々にしてあります。
以前何かの研修で聞いたのですが、とあるITのプロジェクト・マネージャーが面白いことを言っていました。
曰はく、
- 私が新規のプロジェクトをマネジメントする立場になったとき、1番初めにすることは「言葉を定義すること」である。
- 目指すべきビジョンやチームにて使用する言葉・用語を明確に定義することで、意思疎通を円滑かつ正確に行うためだ。
そういう意味で、「解釈の余地があるカタカナ語は、乱用するべきではない」と個人的には思いますし
相手に「伝える」ではなく、「伝わる」表現を心掛けるということが大切だと思います。
以上。
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